NSTの特許
金属ナトリウム処理システム

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金属ナトリウム処理システム
(特許第6942386号)
車のバルブなどに使われている「金属ナトリウム」は冷却材として優れた性能を持つ一方、廃棄するには膨大なエネルギーとコストがかかるうえ、水に触れると爆発するというきわめて高い危険性があります。 有限会社エヌエステクノは金属ナトリウムを安全に無害化することに成功。自社で技術や設備を開発し。「金属ナトリウム処理システム」として特許も取得しました。日本、そして世界の製造業が抱える大きな課題を解決する技術のひとつとして期待されています。

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酸化反応炉(キルン)
回転しながら高温ガスで金属ナトリウムを酸化反応させ、酸化ナトリウムを生成します。
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液処理(中和槽)
排出された酸化ナトリウムをこの水槽で水酸化ナトリウム水溶液にします。
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薬注(薬注ポンプソリューションタンク)
水槽内へ希硫酸(酸性)を滴下し、水酸化ナトリウム水溶液(アルカリ性)を中和します。
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排ガス冷却(熱交換器)
高温の排ガスを冷却(水冷)します。
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排ガス冷却(クーリングタワー)
熱交換された温水を冷却(空冷)します。
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排ガス処理(バグフィルター)
排ガス内の粉塵を取り除きます。
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排ガス処理(スクラバー)
集塵機のフィルターを通過したアルカリ性ガスを水溶させ取り除きます。